FXで自分に合った通貨ペアの選び方を紹介!!重要な3つのポイント

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FXを始めることを決意し、初めてFX口座を開設した人が最初に直面する問題が、「どの通貨ペア」で取引すべきなんだろう。。。です。

FXは世界の通貨ペアで自由に取引できるメリットがありますが、そのペアの種類がとても多いがゆえに取引する通貨ペアに迷う人はとても多いのではないでしょうか。

今回は、取引する通貨ペアを選ぶための重要なポイントをご紹介していきます。

ポイント1「スプレッド」

まずは「スプレッド」です。
スプレッドを簡単におさらいしておきましょう。

スプレッドとはある通貨ペアをとあるタイミングで取引する場合、「買い」と「売り」の価格の差のことを指します。スプレッドは通貨ペアごとに異なり、FX会社ごとでもことなり、さらには時間帯(厳密には時間帯ではないのですが)によっても異なります。

以下のイメージはFXをやっていれば必ず見る画面ですが、青色の「売」の価格は赤色の「買」の価格より安いことがわかります。そしてその差が中央に示されています。
スプレッドはこの差です。

この場合のスプレッドは「0.3」ということになります。

例えばこの通貨を1通貨買うときは「102.013」円で買うことができますが、買ってすぐに売った場合「102.010」円で売ることになってしまい「0.03」円分、損してしまうことになります。同様に、売ってすぐ買った場合も「0.03」円損します。

このスプレッドの基本的な部分を抑えたところで、本題の通貨ペア選びにこのスプレッドが重要な理由についてお話します。

上記の場合、買ってすぐに売ると「0.03」円分損しますが、逆に言うと「0.03」円しか損しません。当たり前ですね。ですが、ここが重要です。

スプレッドは通貨によって異なる値が設定されています。

通貨ペアスプレッド
ドル/円0.2
ユーロ/円0.4
ポンド/円0.9

取引を買いから始める場合、買った瞬間に発生する損の金額が違うことがこの表から分かります。
つまり、スプレッドが低い通貨ペアの方が損しにくいんです。

これが、通貨ペア選びでスプレッドが重要な理由はこれです。どの通貨ペアを選ぶかで利益の出しやすさが変わるんです。

実際には他の要因(その通貨のボラティリティ、必要な証拠金)があり、スプレッドだけで利益の出しやすさを議論することはできませんが、スプレッドが低い方が利益を出しやすいというポイントは必ず押さえておいてほしいところです。

ポイント2「レート・必要証拠金」

次は「レート・証拠金」です。
「レート」と「証拠金」は異なるものを指しますが、この2つは互いに関係して値が決まっているので同時に説明していきます。

「レート」とは、買い値と売り値のことを指します。

先ほども登場したこの図で見てみると、売りのレートが「102.010」、買いのレートが「102.013」となります。

実際FXに慣れてくると、わざわざ「売りのレート」と丁寧に言わず、「売り」とか「買い」と言う人がほとんどかと思いますが、基本的な部分なので押さえておきましょう。

「証拠金」とは、その通貨を取引する際に必要なお金です。「必要証拠金」と表現されていることもあります。

レート「100」円の場合、証拠金は「100」円です。ですがFXは「レバレッジ」の仕組みがあり、自分の証拠金を仮想で何倍かに増やすことができます。「レバレッジ」を2倍と設定した時は、自分の証拠金を2倍に増えたかのように取引できるので、証拠金はレートの半額の「50」円となります。

多くの場合レバレッジを25倍まで上げることができるので、レート「100」円の時証拠金は1/25の「4」円となります。

レートが変われば必要となる証拠金も変わります。レート「125」円の場合、レバレッジを25倍に設定すると証拠金は5円になります。

通貨ペア選びにレート・証拠金が重要な理由は、レートが低い(つまり証拠金も低い)通貨ペアの方が取引できる数が増えるためです。

例えば、FXに費やせるお金が10万円あり、「1万円で取引できる通貨ペア」と「5万円で取引できる通貨ペア」があった場合、前者の方が沢山取引できますよね。前者の通貨ペアで取引した方が、取引がうまくいった場合利益が大きくなります。

「レートが低い」⇒「証拠金が安い」⇒「同じ元本で沢山取引可能」⇒「成功した場合の利益が大きい」

こんな感じで考えられるので、利益を出していくためには各通貨ペアの「レート・証拠金」はしっかり確認しておきましょう。

ポイント3「ボラティリティ」

ポイントの最後は「ボラティリティ」です。
「ボラティリティ」は価格変動の大きさことを指します。「ボラ」と略されることもあります。

「ボラティリティが高い通貨ペア」は「価格変動が大きい通貨ペア」ということになります。1日の間に5%変動したら大きいとか4%なら小さいとかの明確な基準はないんですけどね。まぁここらへんは感覚ですかね。

ボラティリティが大きい方がいいのか、小さい方がいいのかについて、これは非常に難しい議論です。この記事でその議論は避けて基本的なことに触れておきます。

「ボラティリティが低い」通貨ペアはこんな特徴があります。
 ⇒価格変動が小さい
 ⇒利益を出しにくい
 ⇒損失も出にくい
 ⇒安全でギャンブル性が低い

「ボラティリティが高い通貨ペア」は逆の特徴を持っています。
 ⇒価格変動が大きい
 ⇒利益を出しやすい
 ⇒損失も出やすい
 ⇒不安定でギャンブル性が高い

ではなぜ通貨ペア選びにボラティリティが大事なのか。
それは「稼ぎやすさ」に直結するためです。これまで紹介した2つのポイントと一緒ですね。

例えば、ボラティリティが高い通貨ペアは、元本10万円で1分で最大1000円稼ぐことができ、ボラティリティが低い通貨ペアは同じ条件で100円しか稼ぐことができない。そんな感じです。

実際にはそんな単純な話ではないですが、この例からするとボラティリティが高ければ高いほどいいように見えます。ですが、損するときもそれだけ損しやすいので、自分のスタイル(どれ位の元本があってどれ位の利益を目標とするのか)に合っている通貨ペアを選ぶことはとても重要です。

ほとんどの場合、ドル/円(どるえん)から初めて、次に少しずつ他の通貨ペアでもためしてさまざまな通貨ペアのボラを体で覚えていく、といった感じで経験を積んでいくパターンかと思います。

ちなみに私の場合、FXを始めて8年ほど経ちますが、試した通貨ペアは5個です。このペースはきっと遅いんでしょうね。私の場合元本が大きくないのでまあこんなもんかと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

通貨ペアが豊富なFXでの、通貨ペアの選ぶポイント抑えることができたでしょうか。

まずはドル/円から初めて見て、スプレッド、レート、ボラティリティをよくよく確認しながら、自分に合った通貨ペアを探してみてください。

FXは「稼ぐ手段の1つ」になりうると私は考えているので、すこしでもプチお金持ちな人が増えたらいいなというモチベーションで、これからもFXについていろいろ発信していきます。

最後までお付き合いありがとうございました!!


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